最強サンマーメン&餃子
お昼ご飯
サンマーメンと餃子
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昨日観た映画の感想を記そうと思ったのですが、今日も1本観にいってしまったので新鮮なほうから記録しておこうかと・・
坂本順二監督「せかいのおきく」
すごくよかったです。
江戸、安政の時代に汚穢屋(おわいや)という便所の汚物である肥を汲ませてもらって、農家に肥料として転売する職業の若者2人とお武家の生れで長屋暮らしになってしまった女性を中心にした物語。
プロデューサーの方が「サステナブル」に目覚めて企画を持ちかけたところ、坂本順二監督が「素晴らしいテーマだけど自分がやるような映画ではない・・」と断ったそうなのですが、江戸時代に、汚穢屋というサステナブルな仕事(便所の汚物を運んで畑の肥やしにすることを生業にしている)があって、それを異国人(ポルトガルだったか・・)が興味をもって自国に紹介していた、という記事を監督に提示して説得したところ、坂本さんが「糞尿の映画だったらやってもいい」と受けたところから生まれた映画だそうです・・・w
モノクロの短いエピソードが8つくらいで構成されているのですが、それぞれ最後のシーンはカラーになる、という手法でした。これがとっても効果的で素敵なのですが・・
全編糞尿を中心に進んでいくのに美しいし面白かったです。
坂本順二監督、大好きなんですよね。
作品も好きだけどご本人がとっても色気のある魅力的な方だと思う。
映画のエンドロールにU-Nextの文字を見つけたので、帰りにU-Nextで検索してみたら、エピソード0というのがあって、メイキング映像が見れた!!!
メイキングもよかった。
サステナブルを糞尿で伝えるとは思いませんでしたが、押しつけがましくなく美しいと感じたよ!
ひとつだけ、便所の汚物(くそ)をくみ取らせてもらう、汚穢屋側がお金払うのにびっくりでした。
家主からすればお金払ってでも持って行ってほしいものだと思うのですが。。
しかしこれ、今の若い子が見て、本当に伝わるかな・・臭い・・
私が子供のころは、8歳くらいに引っ越しするまで汲み取り式の、所謂「トイレ」ではなく「お便所」だったし、新潟の祖父母の家はさらに野生味あふれるぼっとん便所だった。
未就学のころ毎年キャンプに行ってた房総のキャンプ場のトイレは人生でもこんな地獄みたいなお手洗いはない・・といまだに強烈な印象を私の中に残しているきったない便所でした・・(臭いが強烈すぎて目に染みるやつ)
いろいろ語り始めたくなる映画でしたが、黒木華さんが素晴らしいし、池松君は最高だし寛一郎くん、いいですね~~
お父様の佐藤浩市さんも出演しているのでがっつり共演シーンもあり、胸アツでした。
お父さん佐藤浩市でおじいさん 三國連太郎なんだよ~(ゴイゴイスー)
昨日今日で観た3本のバランスもよく、とっても楽しかったです。
書き忘れましたが、映画館の近くにある町中華が最高でした。
店内の雰囲気最高。
もともとサンマーメン好きだけど、いままで食べたサンマーメンの中で1位かもしれない。
サンマーメンて横浜のソウルフードなの今日初めて知りました。
メジャーじゃない方の横浜散歩。
雨のヨットハーバーを散歩しながら帰路につきました。
雨でふて寝しているひと(犬)
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