素麺と蓮の花と版画展。
土曜日のお昼ご飯
そうめんと天ぷら
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昨日は4時過ぎに目覚め、4時半に犬を連れて外に出たのですが、4時半なのにもうアスファルトが熱くて・・(気温が下がらないから冷めない)。土曜日だし、少し遠く(といっても車で20分くらい)の公園が朝5時から駐車場空いてるので行ってみました。
5時ぴったりに到着すると結構人がいる・・と思ったら
なんともう大賀ハスが開花しておりました。
来てよかった~。早朝のハス池の神秘たるや・・極楽浄土やん。
公園の奥は人いない。
昔旅行で行ったバリのウブドみたいです。
〆はわんコミュニケーション。
本日も朝散歩充実でした。
夕方5時くらいから母が友達呼んで久しぶりにホームパーティーするとのことで・・私は家にいると巻き込まれるので特に予定もないけど・・おいとまさせていただきます・・ということでお昼はおうちで天ぷら揚げて素麺食べて、午後からお出かけしました。
地元の国際版画美術館の企画展へ
ポスターの作品に惹かれて見に行ったのですが、面白かったです。
戦後、木版画を社会運動として精力的に作品が作られていたことや、全国の小中学校の教員が教育として広めた教育版画運動という2つの版画運動を中心に作品が展示されておりました。
木版画って確かに画材が少なくて手軽にできるし印刷物としてポスターや雑誌として活用できるし子供でもできるということで戦後の日本に広まりやすかったんだろう。
確かに小学生のとき木版画めっちゃ授業でやったもんね。
白と黒だけで描かれる社会運動や当時の市井の人々の姿はとっても力強くて、終戦のころから1960年代くらいまで(たぶん55年体制が定着するくらいまで)のたった15年くらいだけど、当時の国民の熱さが伝わる。
後半の教育版画運動コーナーでは、全国の小中学生の生徒たちの共同制作の作品がどれも素晴らしいものばかりでみごたえありました。
最後の8枚の連作は八戸の養護学校の子供たちが描いたもので「虹の上ととぶ船」。
ダイナミックできらきらとしていてセンスもよくて本当に素敵でした。
ポスターになっている「星空をペガサスと牛が飛んでいく」という作品はジブリの「魔女の宅急便」のウルスラが描いた絵の元ネタらしいです
宮崎駿監督の奥様のお父様がまさに教育版画運動で活動されていた版画家だったとことで、そういう縁が経緯なのかもとのことです。
木版画もこんなに心打つ作品がたくさんあるんだなあ。
社会運動にしても教育運動にしてもこの時代の大人たちの熱量が感じられて、そういうもの失ってしまったんじゃないかなぁとしみじみ感じました。
鑑賞後はコンタクトの処方箋切れのため眼科受診を経て、是枝監督の公開中の映画「ベイビーブローカー」を鑑賞。
長くなるので続きは明日にします!
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