水戸。酔いどれひとり旅。
おひるごはん
あんきも
納豆大葉揚げ
なます&かずのこ
日本酒
あさごはん
ちぢみほうれん草のスープ
トースト
ゆでたまご
レタスとたまねぎのサラダ
キウイフルーツ
今日はちょっと長くなります・・
1か月ほど前に、ネットで応募した、水戸芸術館の「佐藤雅晴大回顧展」の招待券が懸賞で当たりまして・・我が家から水戸って・・旅行に行くには近すぎるけど日帰りするにはなかなか遠い場所なのです。
せっかく当てていただいたので、20歳くらいのころにメープルソープの写真展で水戸芸術館に行ったきり30年ぶりくらいに水戸芸術館に行ってみようというところから、どうせなら1泊して水戸観光もしようかな・・となって、水戸ひとり旅をひそかに計画して1か月。めちゃくちゃ楽しみにしていた日が今日でした。
1か月前に早割で常磐線の特急券も予約したり、ホテルも予約したり、なんなら水戸芸術館でカムカムにも出てる俳優近藤芳正さんの一人芝居もちょうど上演するということでそのチケットを取ってみたりと、用意周到にすすめていました。
そんなこんなで朝ごはんを食べたら出発!
品川から常磐線に乗り込み1時間半くらい。
車内ガラガラ。午前中ですがハイボールを飲んでいます。
のどか!!
水戸駅でーす
黄門さまたち
水戸の史跡は明日ゆっくり巡ろうと思うので、本日はとりあえずランチして水戸芸術館を堪能します。
駅ちかで良い店を発見。
水戸の郷土料理といえばあんこう鍋と納豆ということで、昼から飲める居酒屋でランチもやっているてんまささんに。
ランチの定食ががっつりしすぎているのと、、、飲みたくてたまらないわたくしは、地酒1合と納豆大葉揚げとあんきもを迷わず注文・・
水戸に着いたとたんにひとりで飲むという荒業です。
最強すぎる・・
これで2000円くらいでした。
あー水戸最高。住みたい。
東照宮に立ち寄ってお参りしました
水戸学の道から芸術館に向かいます。
お堀の向こうの星乃珈琲
着きました。水戸芸術館。
本日観る展覧会。
14時くらいについて、18時の舞台まで、4時間くらい展覧会場にいました。
図録とカフェに展示された作品しか撮影できませんでしたが・・
素晴らしかった。
佐藤雅晴さんは映像の一部をトレースしてアニメーションのように加工して、日常の一部を切り取った映像作品を残した方なのですが、2019年3月に上顎癌で亡くなっています。
彼の残した作品群は、死を予言しているかのような、生と死を、静と動を見つめるようなものでした。すこし不思議で怖いような、それでいてユーモラスな風景は、ひとりぼっちでさびしさもあって、会ったことないその人と音もなく呼応するようななんともいえない空間でした。
たくさんの映像作品の最後に、死を宣告されてから残した絵画が10点ほど展示されていて、作者本人の解説文がレジュメになっていたので手にしまして、最後の作品のことばが印象的でした。
ーーー
過去を振り返ってばかりいても虚しくなるし、未来を想像しても絶望的な気持ちになります。あたりまえのようなことですが「現在=今」という瞬間を楽しむことが最良の過ごし方だと、今更ながら気づきました。
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18時からは近藤芳正さんの一人芝居、作家の重松清さんの小説を基にした「ナイフ」。
これはこれで・・すごかった。
いじめに向き合う息子と母親と父親のおはなし。それぞれの感情が突き刺さって泣いてしまいましたよ。
いろいろな角度から生をみつめる1日となりました。
今日の戦利品。
東照宮の参道の古着屋でみつけたHITACHI&ATLANTAという謎のトレーナー。80年代後半にアメリカで作られたらしい。(おそらくアメリカ人の食べこぼしのシミつき)
東照宮の干支の土鈴。
佐藤雅晴さんの図録とステッカー。
ナイフのフライヤー。
とっても充実した1日でした。明日は水戸城跡とか史跡めぐりして帰ります!
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