日々の泡泡

日々のごはんと気になったことなど記録します。

カレイの煮つけ。

本日のお昼ご飯

カレイの煮つけ
卵焼き
きゅうりとわかめとみょうがの酢の物
ごはん


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今朝起きたら19℃くらいで長袖でちょうどよいくらいでした。

わんこ散歩に出てみると朝焼けになが~い飛行機雲が。


3連休終わってしまいました。


昨日はおひとり様、ぶらぶら遊びに行ってきました。

ピーカンの上野公園。
動物園はファミリーで激込みで行列でした。


東京都美術館でボストン美術館展「芸術と力」。
10/2まででもうすぐ終わってしまうので駆け込み。


権力者が愛した美を集めた企画展とのことで、エジプト、ヨーロッパ、中国、インド、日本など様々な国の権力者たちが求めた美術品という視点で60点ほどの展示でした。


目玉は日本にあれば国宝級といわれている「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」や「吉備大臣入唐絵巻」。今回のために修復されて初めての里帰りした「孔雀図」。ということで、BS日テレでやってる「ぶらぶら美術・博物館」(山田五郎さんとおぎやはぎの・・)でたまたま観て絶対観ようと思っていた展覧会です。


ボストン美術館て世界中の美術品50万点くらい所蔵しているらしく、そのうち10万点が日本美術!!


幕末から明治にかけて没落した大名たちが古美術品や道具類の処分を迫られて捨て値同然で市場に出回る古美術品を開国以来、日本に押し寄せていた外国人が大量に買い付けたということで・・
そういう話を聞くと「なんで日本美術を軽視しちゃったのよバカバカ」という、ただ日本人というだけで美術品とまったく関係ないくせにセコい気持ちだけが湧いてきますが、こうして立派な展覧会で素晴らしい保存状態、修復でよみがえった鮮やかな芸術品を観ると、大切にしてもらって世界中の人に愛されて・・流出してよかったんでない?とも思いますね。


合戦絵巻の傑作といわれている「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」

平治の乱のきっかけである藤原信頼と源義朝による後白河上皇の拉致と御所・三条殿の焼討ちというクーデターの様子をド迫力で描いてます。


「吉備大臣入唐絵巻」はもう面白すぎて、絵巻観て笑ったのはじめて。
買い付けのセンス最高としか言えない。


遣唐使として唐に渡った吉備真備が唐人につかまって幽閉されるところから始まり、、先に遣唐使として唐に入ってそのまま亡くなってしまった阿倍仲麻呂が、なんと鬼になって幽閉された真備のところにふらふらやってくるのです

「よーっす」ってかんじで。
で、鬼のままでは真備が怖がるので人間の姿になった安倍野仲麻呂は、
唐人から無理難題を課せられる真備をサポートしてくれて、二人で力を合わせて難題を解いていって唐人をあっと言わせる物語、とかだった気がする。(昨日みたのにもう忘れかけている・・)いまでいうバディものですね。


なにやら難しいテスト的なものを受けるとなって二人は術を使って幽閉された高楼から空を飛んで抜け出します。この有名な飛んでる二人がめちゃくちゃかわいい。


で試験官たちが答えを話しているのを盗み聞き。笑


その後も、囲碁の対決で相手の碁石を飲み込んで勝利しますが、碁石を飲み込んだと怪しまれた真備はなんと術を使って碁石だけを腹にとどめてほかのものだけ排便。
結局排便から碁石は見つからず、勝利を収めたとかなんとか・・だいぶはしょって適当な解説ですが、ほかの術ないんかい!と誰もが突っ込みをいれたくなる面白いお話でした。


これが幻の国宝なんて最高~~


今回初めて私は知りましたが、有名な絵なんですね、大人気でした。


ミュージアムショップでも二人が飛んでるTシャツは完売。
グッズの周りは女性がキャーキャーいって人気でした。
私ももれなく「真備さま~仲麻呂さま~~」みたいになってマグカップ買おうか悩んだけど5,000円くらいするからやめました。

ファイヤーキングなんですよ~
買うか悩むクオリティでした・・


ボストン美術館の日本美術品に興味しんしんになりました。


昨日はそのあと素敵なガムランのライブも見ましたが長すぎるし力尽きたのでまた後日書けたら書きます。